CPAPとは!?一分で分かる、メリットとデメリットとは

CPAPとは無呼吸症候群に対して大きな効果が期待できる反面、デメリットもあります。そこで今回はCPAP装置について詳しく解説を行い、CPAPのデメリットとメリットについてお話ししたいと思います。

CPAPの知識を正しく持つことで無呼吸症候群を改善していきましょう。

CPAPとは

CPAPとは、Continuous Positive Airway Pressureの頭文字をとって、CPAP(シーパップ、持続陽圧呼吸療法)と呼ばれている装置のことを言います。閉塞性睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者に対する治療器として使われています。CPAP治療とは、1998年に保険適用となって以来、医療機関から一定の条件を元にレンタルして使用されるのが一般的です。

CPAP装置とは

ではCPAP装置とはどんな装置なのでしょうか。

CPAP装置とは、CPAP機器本体と気体を圧力をかけて送り込むチューブ、鼻に当てて空気を送り出すマスクの3つから構成されています。

CPAP装置は寝ている時に無呼吸にならないように気道に直接空気を送り込んで気道を確保する装置です。圧力は一定の圧力で空気を送り出すタイプと、呼吸の状態を解析し自動的に圧力を変化させるタイプの2種類があります。

CPAPの原理とは

閉塞性無呼吸症候群になる方は舌が落ち込んで気道を塞いでしまうことが原因です。CPAPとは、細くなった気道に空気を送り込み、圧力によって気道を広げる役割をしています。常に一定の圧力をかけた空気を送り込むのがCPAPなのです。

CPAPとは無呼吸症候群の根本的対策にはならない!?

CPAP装置を使っている時は無呼吸症候群の原因となる気道の閉鎖を予防しますが、CPAPを使わなくなると無呼吸の症状が出てきます。CPAPとは使っている時にしか効果がない、眼鏡のような存在であることをご理解ください。

これがCPAP装置は対症療法と言われる所以です。CPAPとは根本的な治療になりませんが、CPAPを使っている時は無呼吸症候群の症状を止めることができます。

CPAP療法とはどんな効果があるのか

CPAPを適切に使うことで、睡眠時に気道を確保し無呼吸になるリスクを軽減します。気道を確保することでいびきも減少していきます。また以下のような効果も期待できます。

CPAPの効果とは
いびきがなくなる
無呼吸がなくなる
夜間のトイレの回数が少なくなる
血圧が下がる

また閉塞性睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状が軽減することで以下の効果も期待できるでしょう。

CPAPの効果とは2
眠気がなくなる
だるさ、倦怠感がなくなる
集中力が持続するようになる
疲労感がなくなる

CPAPを使わないと寿命が減る!?その真相とは?

無呼吸症候群になると生存率が30%もダウンすることが分かっています。AHI(無呼吸指数)が20以上の人と20以下の人の生存率を調査したのが上のグラフです。AHIが20以上の人は医療機関で無呼吸症候群でCPAPの治療を行うことができます。

このグラフを見ると、9年後にはAHI20以上の人の生存率が70%以下にまで下がっていることが分かります。

理由は様々なことがあります。運転中・仕事中に眠気が発生するのが主な原因になっているものと推測します。これだけ大きく生存率が変わるのではあれば、CPAP治療について真剣に考える必要がありますね。

CPAP療法のデメリットとは

いい事尽くめのように聞こえますが、デメリットも3つあります。

CPAPのデメリットとは?①
使い続けなればならない

CPAPのデメリットとは?②
保険の適用を受けなければならない

CPAPのデメリットとは?③
寝苦しい

特に難しいのは②の保険の適用だと思います。CPAP装置は欧米ではアマゾンなどのインターネットショッピングなどで誰でも自由に購入することができますが、日本では薬事法により個人が購入することはできません。

手に入れる唯一の方法とは、医療機関からCPAPとレンタルするしかないのです。しかしそのために1か月に一回受診すること、AHI(無呼吸指数)が20以上は5000円/月、AHI20以下の人は15000円/月の費用負担が求められます。

※3割負担の場合

決して簡単にCPAPを手に入れられるものではありません。

まとめ

CPAPのメリットとデメリットについてお話ししました。

メリットとは
①いびきがなくなる
②無呼吸がなくなる
③夜間のトイレの回数が少なくなる
④血圧が下がる
⑤寿命が延びる
と言ったことがあげられます。

しかしデメリットとは
①使い続けなければならないこと
②保険の適用を受けなければならないこと
③マスクをつけるので寝苦しいこと
があります。

もしあなたが無呼吸症候群の疑いがあるときは、是非診察をうけてCPAPをレンタルしましょう。